詞①格助詞・接続助詞・係助詞
にて月を見給ふぞ
月の都の人にて、父母あり
②袂を顔におしあてて、泣くよりほかの事ぞ
なき。
問六 空欄に入る最も適当な語を一つ選べ。[東洋大]
げに
めでたかりけれ。(源氏)
ウや
アぞ イなむ
エか オこそ
+
問四傍線部の助詞「に」には、一つだけ種類の異
なるものがある。それを選べ。
とうろん
問七傍線部についての文法的な説明として正しい
[成蹊大]
ものを後から一つ選べ。
オ
(太平記)[センター追試]
ア 絵合せのありけるに、洞院の左大将の出ださ
れたりける絵に、
まことの色を見てだにも世は皆夢の中のうつ
つとこそ思ひ捨つることなるに、こはそも何事
あだし心ぞや。
かさ
ウ 一村雨の過ぐるほどの笠宿りに立ち寄るべき
心地にもおぼしめさず。
久しく住み荒したる宿のものさびしげなる
エ御車に召されて、
ばち
せいがいは
に、撥音気高く、青海波をぞ調べたる。
「……………ありのままに語らせたまへ」と慰めたて
まつれば、殿下、御枕そばだて、「問ふにつらさ
のまさるぞや、今は何をかつつむべき。…………」
(ささやき)
ア上に係助詞「ぞ」があるので、それを受け
て「べき」と結んだ。
イ上に係助詞「や」があるので、それを受け
て「べき」と結んだ。
ウ上に係助詞「は」があるので、それを受け
て「べき」と結んだ。
接続(そとどの)エ上に係助詞「か」があるので、それを受け
て「べき」と結んだ。
傍線部にて」と同じ意味で用いられている
[京都産業大]
ものを一つ選べ。
冬のことにて、しもがれの薄ほのぼの見えわ
たてをりふし物がなしうおぼえ侍りければ、
(新古今)
ア帰る道にてくらもちの皇子血の流るるまで
調させ給ふ
すすき
オ係り結びとは関係なく、余情表現として「ベ
き」と結んだ。
問八傍線部の後に省略されている言葉として最も
[立教大]
適当なものを一つ答えよ。
「・・・・・・思ひがけぬ対面にこそ」と、
イ わが朝ごと夕ごとに見る竹の中におはする
にて知りぬ
(松陰中納言物語)
ウなんでふ心地すれば、かく物思ひたるさま
ア侍らん
1 侍らず
ウ侍りける
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