読解問題
はたよりひさ
は
きた
うまい
かうみやう
いちでうのにるのにふだう
一条二位入道のもとに、高名の跳ね馬出で来りけり。 秦頼久
(入道は) 秦頼久
有名な暴れ馬が現れた。
一条の二位入道(藤原能保)の邸に、
を召して、乗せられたりけるに、ひとたまりもせず、跳ね落と
しばらくの間も持ちこたえず、跳ね落と
を呼んで、
お乗せになったところ、
ウ
ちちあつより
しちじふいうよ
さうら
されけるを、父敦頼が七十有余にて候ひけるが、これを見て、
頼久の父頼が七十歳余りで控えていたのが、
されたが、
これを見て、
つか
「わろく仕うまつるものかな。敦頼はよも落ちじ」 とぞ申しけ
「へたにお乗り申し上げるものだなあ。
(私) 敦頼はまさか落ちないだろう」と申した
るを、老後にいかがとは、入道思ひながら、「さらば、乗れか
「それならば、乗れ
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のを、
老後にどうだろうかと、
入道は思いながら、
し」と言はれたりければ、やがて乗りて、少しも落ちざりけり。
(敦頼は)すぐに乗って、少しも落ちなかった。
よ」とおっしゃったので、
(古今著聞集)
問一 傍線部ア~オを自動詞・他動詞に分類し、活用の種類を記せ。 各1点
行下一段活用 自動詞 サ行四段活用
202300
A
動詞
INICI
Jugtt
H