文(日文)を古典文法に従って、日本のめたもの。
書き下し文
訓読する前の漢字のみの文を白文といい(句読点
だけが付された文も白文ということがある)、それに
返り点と送り仮名を施したものをという。白
訓に従って日本の形式に書き改めたもの
書き下し文という。
A
-
次の各文を書き下し文にせよ。 (漢字の右の振り仮名は、付けなくてよい)
より くわい
日
②先従隗始。*従…〜から。
[人名
[白文) 有無(有備、無患。)
コトごと
…読まない文字。
不動如山。
[訓読文] 有無。
⑥志於学
[書き下し文]備へ有れば、思ひ無し。
書き下し文にする際の約束
⑥歳月不待人。
天下、天下之天下駅
① 送り仮名は仮名書きにする。一般には平仮名を
用いる。)
天長、地
ひ
天は長く、地は久し
の他山之石、可以攻玉
(みく)
2 日本語の助詞
にあたる漢字は平仮名に
書き改め、それ以外の漢字は原則として漢字のま
ま残す。
例一寸光陰不可
其剣自舟中野於
自~から。
一寸の光陰、軽んずべからず。
置き字(10) は表記しない。
例良口
愛人有与者
にが
良薬は口に苦し。
ひとりひきたてトとほこ
売る)
2 書き下し文の原則に従う時、次の書き下し文には誤りがある。正しく書き改めよ。
ハルなカレスコト
4 再読文字(PR)は、最初の読み部分に
字を当て、 二度めの読みは、仮名書きにする。
己所
、
施於人。
己の欲せる所は、人にすことなかれ。)
未だ来たらず。 未だ来たらず
懸於
…寝起きするところ。
動く。)
以上
実際の大学入試などでは外
が、
多い。 「非」が「あらず」とされたり、「」が「
し」と表記されたりする。 しかし、原則をしっかり
覚えておけば迷うことはない。
白文、または返り点のみをした文を書き下し文
に改めさせる出題が多いが、特に指定のないとき
は、歴史的仮名遣いによるべきである。
すでにされた漢文を書き下し文にするとき
は、その読み方に従わなければならない。
月明
星
月明らかにして屈なり。
病は口り入り、ひは口り出づ。)
見義 不為、無勇也。
見れどもさざれば、き
やまひより
わざはひか
口
月は明るく星は稀なり。