38.地殻変動の量●
(1) 1回の地震で平均1m水平方向にずれる断層がある。 この地域では100年に1回の
割合で地震が起こっているとすると,このような状態が10万年続くと, 水平方向の
ずれの量はおよそ何kmになるか。
(2) ある活断層は傾斜 60°の逆断層であり、活動時に
断層面にそって平均2mずれるとする。この活断
層により,現在平地との標高差300mの山が形成
されている。 また,この平地の地下40mの場所
と山頂が60万年前には同一の高さにあったこと
がわかっている。この活断層の平均的な活動間隔
は約何年か。 ただし、この活断層の活動は過去
60万年以上続いているとする。 また, √3= 1.7
とする。
ヒント 100年に1回地震が起こると,10万年では100000÷100=1000(回) 起こる。 〔センター試験 改]
山頂
300 m
活断層
60°
平地
140m
−60万年前 山頂と
同じ高さの場所