回答

✨ ベストアンサー ✨

①、
_大森公式と分かっているので、解けますよね?

②、③、
【正攻法】
_震源から、線分ABに垂線を下ろして直角三角形を二つ作ります。震源の深さ(震源と震央との距離)をx[km]、震央と点Aとの距離をy[km]、震央と点Bとの距離を(25-y)[km]、として、ピタゴラスの定理から二元二次方程式を作って解く。
【この問題の場合】
_震源から、線分ABに垂線を下ろして直角三角形を二つ作ります。与えられた三角形の相似と比とから解く。

テリコ

わからないです。答えと解説でお願いします。

ぺんぎん

_大森公式は、地震波P波とS波の到達時間の差である初期微動の継続時間(t秒)から、震央までの距離(dキロメートル)を求める式(d≒7.5×t)を言うのですよね?今回は、d≒8✕tを使いましょう、と言っています。
_①は、解けますか?

テリコ

いちもわからないです。

ぺんぎん

_初期微動の継続時間t[秒]は、S波の到達時刻8時03分17.5秒からP波の到達時刻8時03分15秒を引けば求められますよね?
_初期微動の継続時間は何秒ですか?

テリコ

2.5秒ですか?

ぺんぎん

_正解。
_これを、D=ktの大森公式に当て嵌めてよう、と言うのが①です。普通は、k=7.5を使いますが、今回はk=8を使おう、と言ってますよね?tは今、2.5 [秒]と求めました。
_Dは、AXであり、A地点から震源までの距離ですね?何[km]になりますか?今回はk=8とするのでしたよね?

テリコ

20kmですか?

ぺんぎん

_正解。

②、
_本来は、∠ABXが直角だとは事前に分からないし、そもそも直角になることが先(ま)ずないので、点Aから半径AXの球を描き、点Bから半径BXの球のを描き、ぶつかった点がXとなる、と言う考えで、球の公式、(x-a)²+(y-b)²+(z-c)²=r²を使って、連立方程式をたてて解きます。次に震源地の設問が出るときは、きっとこっちを使いますので、やり方を覚えて下さい。また、3地点から求めるのが、一般的な設問です。 
_A地点を原点に取り、A地点からB地点への方向をx軸の正の向き、とします。そして、通常は地点Cの観測が有りますので、Cのある象限側をy軸の正の向きに取ります。また、地下の方への方向への向きをz軸の正の方向に取ります。
_今回は、A地点の座標が(0,0,0)、A地点から描く円の半径が20[km]、B地点の座標が(25,0,0)、B地点から描く円の半径が15kmだから、
 (x-0)²+(y-0)²+(z-0)²=20²
 x²+y²+z²=20²……④
 (x-25)²+(y-0)²+(z-0)²=15²
 (x-25)²+y²+z²=15²……⑤
 ④-⑤で、
 (x²+y²+z²)-{(x-25)²+y²+z²}=20²-15²
 右辺は、x²-y²=(x+y)✕(x-y)の公式を使って、
 x²+y²+z²-(x-25)²-y²-z²=(20+15)✕(20-15)
 x²-(x-25)²=35✕5
 左辺は、x²-y²=(x+y)✕(x-y)の公式を使って、
 {x+(x-25)}✕{x-(x-25)}=35✕5
 (2x-25)✕25=35✕5
 両辺、5で割って、
 (2x-25)✕5=35
 10x-125=35
 10x=160
 x=16
 連立方程式の解、(x,y,z)は、震源地の座標だから、その直上の(x,y)は、震央の座標。
 則ち、xは、OA。
 よって、OAは16[km]。

ぺんぎん

③、
 ∠ABXと違って、震源は震央の真下だから、∠AOXは常に直角。
 ピタゴラスの定理(三平方の定理)から、
 OA²+OX²=AX²
 16²+OX²=20²
 OX²=20²-16²
 OX²=(20+16)✕(20-16)
   =36✕4
   =6✕6✕2✕2
 OX=6✕2
   =12[km]。

 

ぺんぎん

【別解】
_現実には、震源地の座標が分からないのに、∠AXBの角度が先に求まり、更に直角になっているので、△AXB∽△AOXとなり、しかも、辺の比が与えられている。ので、これを用いる。

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