44 下線部 ② に関して, 聖徳太子についての記述として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
『三経義疏』を編纂したといわれそのなかで仏教・儒教・道教の三つの教えを比較し仏教の優位を説いた。
② 道家思想を重視し, 「憲法十七条」に日本古来の精神や儒学の教えなどを排して、 道家の説く三つの真理で
ある三宝を篤く敬うよう記した。
③ 実務能力により官僚たちを評価し、 彼らの冠位を徳仁礼などの呼称に分けたところに, 仏教の強い影響
がみてとれる。
④ 「この世はむなしく仮のものであり, ただ仏だけが真実である」 ということばを残したとされ、 そこには仏
教への尊崇と帰依の念がみられる。