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凝凝覆
:V
G
るソ性思自 ャ
A
この道をたどった議た
わるいは言は、ある日の夕方、ふと空た
ているのに気づく。浮く星に、風にかき消されそうだけど、僅かな輝きは失われ
ることがない。でもその光は果てしなく遠くにある。君はその時の、そんな気持
てのくのを める時がある。ちぎれた行
ちを忘れないでいてほしい。それは時を経て、繰り返し君の上に現れる。それは
いつか読んだ小説の中にもあったし、山崎まさよしの歌の中にもある。あるいは
一千二百年前の『万葉集』の中にでも。
調べる。行ってみる。確かめる。また調べる。可能性を考える。実験してみる。
失われてしまったものに思いをはせる。耳を澄ませる。目を凝らす。風に吹かれ
る。その一つ一つが、君に世界の記述の仕方を教える。
私はたまたま虫好きが高じて生物学者になったけれど、今、君が好きなことが
そのまま職業に通じる必要は全くないんだ。大切なのは、何か一つ好きなことが一
あること、そしてその好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が、
飛くほど豊かで、君を一瞬たりとも飽きさせることがないということ。そしてそ
れは静かに君を励まし続ける。最後の最後まで励まし続ける。
SE
…が高:
(1墜)
ルりポシカミキリの青。その青に震えた感触が、私自身のセンス·オブ·ロ
娘田
前a
トン
凝らす 読