問3 下線部に関して, リカードの比較生産費説について考える。 次の表は, X
国, Y国で、 ある工業製品とある農産物をそれぞれ1単位生産するのに必要な
労働者数を示している。 X国では労働者が15人存在し, Y国では労働者が10人
存在している。 貿易前はX国もY国も,それぞれその工業製品とその農産物を
1単位ずつ生産している。これらの生産には労働しか用いられないとする。ま
両国の労働者は,それぞれの国のこの二つの財の生産で全員雇用されると
し、両国間で移動はないとする。 この表から読み取れる内容として最も適当な
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ものを、下の①~④のうちから一つ選べ。
X国
Y国
ある工業製品1単位の生 ある農産物1単位の生産
産に必要な労働者数
に必要な労働者数
5
8
10
2
① X国が農産物の生産に特化し, Y国が工業製品の生産に特化すると, 両国
全体で, 農産物の生産量は増やすことができるが, 工業製品の生産量は増や
すことができない。
X国が工業製品の生産に特化し, Y国が農産物の生産に特化すると, 両国
全体で, 工業製品の生産量は増やすことができるが、 農産物の生産量は増や
すことができない。
X国は農産物の生産に特化し, Y国は工業製品の生産に特化することで,
両国全体で両財の生産量を増やすことができる。
X国は工業製品の生産に特化し, Y国は農産物の生産に特化することで,
両国全体で両財の生産量を増やすことができる。