増田さんは立候補に必要な覚悟を「スカイツリーから飛び降りるような感じ」と語っていた
果たして、東京も全国も驚くようなアイアアは聞けるだろうか。
地の魅力を都民に宣伝する。吸収ではなく、若者をとこまで放出したかの数値目標を設けてもい
写真集「Rきっぷ」は、それぞれの選択をした3歳たちの表情を切り取っている。牛の世話を
する滝中で、はじけるような笑顔を見せる女性がいる。プロボクサーになった男性が、突き刺す
ような目で見つめる。入学したばかりの大学生も。
彼らの選択に寄せて、作家の朝井リョウさんが書いている。8歳は一歩路み出す勇気だけでな
く「その踏み出した足の爪先を向ける方向を、選択しなければならなくなる」と
人生を選び取ることからは距離があるかもしれない。しかし、今年加わったもうひとつの選択
も小さくはない。昭、9歳が初めて有権者となり、あさって参院選の投票を迎える。朝日新聞の
世論調査をみると、この世代の今回の選挙への関心が決して高くはないのが気になる。
あさって参院選投票 7.8
選挙権の拡大としては、1920年代に収入に関係なく男性が投票できるようになった普通選
挙、戦後すぐの女性参政権に次ぐものだろう。政治家が高齢者の方ばかり向くのを改善できるの
では、との期待もある。歴史的なイベントである。
幼い頃からインターネット環境にある世代だ。ツイッターでは、期日前投票をすませましたと
立ち止まって考えることが必要になるけれど。
1つ一つの票は小さいが、それらが積み重なることの重みを想像したい。朝井さんは、生きて
いる限り選択は続いていくとも書いた。生きるたび、選ぶたび、強くなると。
のつぶやきがある。初ディズニーランドや初デートのような出来事の一つであってもいい。少し
米国の差別と銃7.9
そろそろ将来の職業を考えないといけないよ。米国のある学校で、先生からそう言われた少年
は「弁護士になりたい」と答えた。先生は驚いた顔をして、それは現実的な目標ではないと説き
始めた。少年が、黒人だったからだ
白人である先生は言った。「きみはきみのなれるものについて考える必要がある……大工にな一
2016