LM
ヒトフ
この「いどなどルール」に例外はない。このルールさえマスターすれば、疑問形で登場する「何
いくばく
いかんセン
「処」「幾何」「如何」などにも使える。
「何処」→いづこ→どこ
「幾何」→いくばく→どれほど 「如何」→いかんせん→どうしよう
といった具合に、すべて訳をカンタンに導き出せる。ついでに「いどなどルール」は古文にも使
えるので、ぜひこの便利なルールをマスターしておいてほしい。
では、この「いどなどルール」を使って「反語』の訳の問題をやってみよう。
入試問題
次の文章の傍線部を書き下し文にし、さらに現代語訳せよ。
おもクシテほふヲ きんゼントとうしゅう
いはク
しゃ はぶキ
ひかるクシよう
うすクス
法禁盗上曰、「當」去奢省費、輕」薄
ベシ
りラ
とう
ヲシテい
しょく あうあまりおのづかうざ ランなサ
吏、使民
衣食有餘、自不爲盗。安
のち
みち二
ひろか おチタルしゃう
路 不拾遺、
商旅
13 #E, 10:
ふヲ
せん
ようシテれん
賦。選用廉
より
重法邪。」自是
しくス
宿焉。
○上皇帝箸・・・ぜいたく
○廉吏・清廉潔白な役人 ○遺・・・落し物
レ
しメバ
00"いが・ 公式
敷
年 かん
○賦・租税
・・・労役
で訳せ。
之の
○商旅行商人や旅人
『反語』の公式
→いづくんぞ・・どうして
1126246
なんすれぞ…
さリ
Fo
( 『十八史略』 唐)
〈文教大・文〉