[Lである。
準16. <単分子膜とアボガドロ定数>
ステアリン酸C18H36 O2 (分子量 284.0) をベンゼン
などの揮発性の溶媒に溶かして, 水面に静かにそそぐ
と, 溶液は水面に広がる。 溶媒を揮発させると, 右図
のように親水基部分は水中を向き, 一方, 疎水基の部
分は水からできるだけ離れるように空中に張り出した
形で配列し, 単分子膜を形成する。
-O ステアリン酸分子
次の操作1~3に従って,ステアリン酸の単分子膜の面積からアボガドロ定数を見指
もる実験を行った。
操作2
操作1 濃度 1,500×10mol/Lのステアリン酸のベンゼン溶液50.00mL を調製した。
上記の溶液 〔mL〕 を水面に静かに滴下し, ベンゼンを揮発させて単分子膜を
作った。
空気
[16 星薬大寺
水
600,0000
操作3
単分子膜の面積を測定すると, 90.00cm²であった。
操作に必要なステアリン酸は何mgか。 また, この溶液を調製するためには,下
記のうちどの器具が必要不可欠か,1つ選び記号で答えよ。 また, その調製法につい
て簡潔に説明せよ。 ただし、 どの器具も容量は50mL である。