91. 同位体と天然存在比。
解答(1)2.0×10-3g (2) 1.008
o) HH. 'H°H, 'H°H, H?H, 2H°H, 3H°Hの6種類があると考えられ
ス HHとH'Hは質量がまったく同じなので,同じ分子であるが,
1USH と?H?H は質量数の合計は同じであるが, 質量が異なるので,違う
100
分子である。
(4) 1.0:2.3×10-4
解説」(1) 炭素原子12C のモル質量が12g/mol なので, 6.0×103 個
の炭素原子 12C が12gとなる。したがって, 1個の 12C の質量は,
12g
6.0×103
(2) 原子量は, 各同位体の相対質量と,天然存在比から次のように求め
られる。H については, 極微量であるため,無視できる。
=2.0×10-23g
99.9885
0.0115 る
1.00785×
+2.014102×
XX
00L
99.9885
000
=1.00785×
+(1.00785+1.006252)×
0.0115
00I
00L
00I
100+1.006252×
0.0115
=1.00785×
=1.0079
00I
00I
(4)最も多く存在するのは'Hエエであり,次いでHH(?H'H)である。
これらの分子が存在する比は, 1個目の原子の天然存在地と2個目の原
子の天然存在比の積で表される。また, 'H?H と2H'H の存在する比は同
じなので, 'H?H の存在する比を2倍する。したがって,
('H'H の存在する比):('H?H の存在する比)
=0.999885×0.999885:0.999885 ×0.000115×2
3+1
三
=0.999885 : 0.000230=1.0:2.3×10-4