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化学基礎実験 No.2
実験者氏名
中和滴定による酸の濃度の決定
【目的】 ① 中和の量的関係を利用して,食酢中の酸の濃度を実験により求める。
【 使用薬品 】
共同実験者氏名
② 中和滴定における実験器具の扱いや溶液の調整方法, 基本的な技能を身につける。
【 使用器具 】
【注意事項】
月
食酢, 0.10mol/L水酸化ナトリウム水溶液, フェノールフタレイン溶液
!この実験における最重要作業は,共洗いである。
上記の中で共洗いが必要な器具は,〔
25mL ビュレット, 10mL ホールピペット (2本), 安全ピペッター, コニカルビーカー (4個),
メスフラスコ, 50mL ビーカー, 100 mL ビーカー, 200mL ビーカー, 漏斗,洗瓶
実験器具の名称については, 教科書 P. 179 で確認しておくこと。
ビュレット, ホールピペット
班
] である。
【実験方法】 ※事前に教科書 P.132~P.133 を読み, P.137 の QRコードの動画を視聴しておくこと。
(1) 溶液の調整
① 50mL ビーカーに食酢を少量注ぎ, ビーカーを共洗いする。(今後も含め、共洗いした液は棄てる。)
(2) ①のビーカーに再び食酢を注ぎ, それを使ってホールピペットを共洗いする。
③ 洗瓶中の純水を使って、 メスフラスコの中をすすぐ。
4 ①のビーカーに再び食酢を20mL注ぎ,②のホールピペットで正確に 10.0mL を測り取ってから,
③のメスフラスコに入れた後, 洗瓶を用いて純水を加え, 液量を100mL とする。 (メニスカスの底の部分
が標線と一致するように、正確に純水を加えること。)
5 200mL ビーカーに ④ の希釈液をメスフラスコから直接, 少量注いで共洗いする。 共洗いが終わったら,
残りの希釈液を全てビーカーに注ぐ。
(2) 実験装置の準備
⑥ ビュレットのコックが閉まっていることを確認してから, 漏斗を用いて NaOH水溶液をビュレットに少量
注ぎ,ビュレットを共洗いする。 (必ず受けに100mL ピーカーを置いておくこと。 NaOH水溶液が手など
に付着した場合は、焦らず、多量の水で十分に洗い流すこと。)
⑦ 漏斗を用いて、 再び NaOH水溶液をビュレットの0目盛りより少し上まで注ぐ。 (注ぐ際は漏斗をピュレ
ットから少し浮かせ、 ゆっくりと注ぐこと。 この操作は必ず一人の人間が行うこと。)
8 ビュレットのコックを開き, 先端の空気を抜く。 (この時、 液面がビュレットの0目盛りより少し下がるよ
うにすること。)