一定量の溶質を正確にはかり取ったのちにこれらに移し取るので、水で
ぬれていても支障はない。
159. 塩の性質
解答
(1) (c), (e) (2) (e)
(3) (c) NaHSO4
- Na++H+ + SO-
電離して水素イオンを生じるので酸性を示す。
(d): NH4++H2O/NH3 + H3O+
加水分解してオキソニウムイオンを生じるので酸性を示す。
(4) (b) CH3COO+H2O CH3COOH + OH-
加水分解して水酸化物イオンを生じるので塩基性を示す。
(e):HCO+H2O H2CO3 + OH-
う。
加水分解して水酸化物イオンを生じるので塩基性を示す。
CH
解説 各化合物の化学式は,次のようになる。
(a) Na2SO4 (b) CH3COONa
(d) NH4Cl (e) NaHCO3
(c) NaHSO4
Nort
」の
22H2O
(1) 化学式中に酸のH+の一部が残っているものを酸性塩という。 し
COOH)2 したがって、酸性塩は(c)のNaHSO4 と(e)のNaHCO3 である。
その物
6.30
(2) 弱酸の塩に強酸を加えると, 弱酸が遊離する。 (b) (e) 希硫酸
を加えると, (b)では酢酸(液体), (e) では二酸化炭素(気体) が遊離する。
126
(b) 2CH3COONa+H2SO4
→
Na2SO4+2CH3COOH
-
Na2SO4+2H2O +2CO2
(e)2NaHCO3+H2SO4
(3),(4)各塩の水溶液の性質は,次のようになる。
(a) 硫酸ナトリウム Na2SO4 は強酸と強塩基からなる正塩で,水溶液
は中性を示す。
①強酸と強塩基からでき
た正塩 中性
->
強酸と弱塩基からできた
正塩酸性