(2) 炭素(黒鉛)2 mol を燃
例題1
熱化学方程式
(1) メタン(分子量16.0)3.20gを完全燃焼させると,178kJの熱が発生する。
(2)メタンの生成熱は, 76kJ/molである。
(3) 固体の塩化カリウム2.00molを多量の水に溶かすと, 34.4kJ吸熱する。
(4) 希硫酸と水酸化カリウム水溶液の中和熱は, 56.5kJ/mol である。
0 燃焼熱は燃焼する物質, 生成熱は生成する化合物,中和熱は生成する水, 沼難
熱は溶解する物質の係数を1とする。他の物質の係数が分数になることもある。
2 反応式の右辺に反応熱を書く。 発熱反応では+, 吸熱反応では-の符号がつく。
③ 物質の状態を(固), (液), (気)などで化学式の後につけ, 両辺を等号で結ぶ。
poin
16.0g/mol
3.20g
解説(1) メタン1 mol あたりでは, 178kJ×
=890kJ/mol の熱が発生する。
(2) メタンの成分元素の単体は, 黒鉛Cおよび水素H2である。CH4の係数を1とする。
ニ
34.4kJ
2,00mol
(4) 中和の式で, H:0の係数が1になるようにする。
(3) KCII mol あたり
-=17.2kJ/mol となり, 吸熱反応であるから符号はーとする。
解答(1) CH4(気) + 202(気) %3 CO2(気) + 2H20 (液) + 890kJ
(2) C(黒鉛)+ 2H2 (気) =D CH4 (気) +76kJ
SHeSO4aq + KOHaq= KeSO4aq + He0 (液) + 56.5kJ
(3) KCI(固) + aq= KClag - 17.2kJ
146 | 化学 第2編 化学反応とエネルギー