** 51 二段階中和滴定
必要があれば,原子量は次の値を使うこと。
原子量 H1.0 C12 016 Na23
次の文章を読み,後の問い (問1~3) に答えよ。
合気
固体の水酸化ナトリウムは,空気中の二酸化炭素を吸収して一部が炭酸ナトリウム
に変化していることがある。水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの均一混合物 X の
組成を調べるために,次の実験 (12) をおこなった。
実験 1:一定質量の X を水に溶かして1.00L とし,その10.0mLをとり,指示薬
アを少量加え, 0.100mol/Lの塩酸で滴定したところ, 終点までに20.0mL
大し
を要した。 力を! Poに保ったまま 上げ日
実験2:実験1の後,指示薬イを少量加え, 滴定を続けたところ, 終点までに
さらに5.00mLを要した
なお,図1は,0.100mol/Lの炭酸ナトリウム水溶液10.0mL を0.100mol/Lの塩酸で
滴定したときの水溶液のpHの変化を、参考として示したものである。図中の第1中
和点までに起こる反応と、 その後の第2中和点までに起こる反応は, それぞれ次の式
(1)(2)で表される。
Na2CO3 + HCI
NaHCO3 + HCI
→
は次の
NaHCO3 + NaCl
NaCl + H2O + CO2
12
11
10
016
1
(1)
(2)
9
8
7
4
3!
<
'0
塩に関す
←
-第1中和点
10
加えた塩酸の体積 〔mL〕
← -第2中和点
20
20
図1 0.100mol/Lの炭酸ナトリウム水溶液10.0mLを,
0.100mol/Lの塩酸で滴定したときの水溶液の
pH 変化
ほどであ