4/25 実験ノート: 実験方法や結果を記入し、これをもとに、実験レポートを作成する。 実験レ
ポート (報告書) はレポート用紙を用い、構成は教科書p54 ~ を参照せよ。
《目的》
酵素カタラーゼを多く含む肝臓片の抽出液を用いて、 酵素 (生体触媒)の性質を確か
める。 仮説 : 「酵素の働きは、温度やPHの条件により影響を受ける」
カタラーゼと同様のはたらきを持つ無機触媒の二酸化マンガンと比較する。
※習得すべき知識・技能
① 実験器具の名称 ② 対照実験の考え方 ③ ガラス器具の洗い方 ④駒込ピペットの使い方
《基礎知識》
過酸化水素の分解反応
2H2O2
・酵素:
生体触媒
・カタラーゼ : 好気呼吸をする生物の組織は、 呼吸の結果、 副産物として有害な過酸化水
素を発生する。 カタラーゼはこの過酸化水素を分解する酵素であり、好気
呼吸をする動植物の組織に幅広く存在する。
→2H2O+O2
・
●酸化マンガン:無機触媒
カタラーゼ
=全体触媒
②無機触媒
・対照実験
《 準備 》
器具 : 乳鉢と乳棒、 ガーゼ、 試験管、 試験管立て、 駒込ピペット、 線香
試料 : 酵素液調整用 《ブタの肝臓 ・ ジャガイモ ・ ダイコンなど》
試薬 : 無機触媒 《二酸化マンガン (酸化マンガン (IV) MnO2) 粉末 》
基質《3%過酸化水素水 (H2O2) 》
FRIE
アルカリ性
pH調整用試薬 《3%塩酸 (HC1)、 3% 水酸化ナトリウム (NaOH) 溶液》
その他 《石英砂・ 万能 pH試験紙 マッチ》
何につかったのか
•
ゴチャゴチャになったら×
: 比較のための実験。 調べたい要因以外の条件を同一にして実験
を行ない、結果を比較する。
過去形で書く、
《手順》
①酵素液の調整
・ブタの肝臓約5gを乳鉢に取り、 石英砂少量を加えて、 乳棒ですりつぶす。
蒸留水20mlを加えよく混ぜ、 ガーゼでこし酵素液とする。
・試験管に酵素液を1mlを駒込ピペットでいれる。
ピンクベージュ
・
試験管に粉末状の二酸化マンガンを少量とり、 蒸留水1mlを加える。
い
Ta