【No.21) 化学結合に関する記述として,妥当なのはどれか。
塩化水素は陽イオンと陰イオンとの静電気力によるイオン結合の化合物である。
2 水素分子は単結合,酸素分子は二重結合,窒素分子は三重結合の共有結合でできている。
3 水や二酸化炭素は無極性分子をつくり,アンモニアやメタンは極性分子をつくる。
1
4
金属元素の原子はイオン化エネルギーが大きく,電子や陽子が自由に移動できる金属結合で
結びついている。
5
分子間力による結合はイオン結合に比べて非常に強いので、分子結晶はイオン結晶に比べて
融点や沸点が高い。
【No.22) ヒトの血液に関する記述ア~エのうち,妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
ア 赤血球は核をもち,肝臓やひ臓でつくられ,呼吸色素へモグロビンで酸素を運搬般する。
イ 白血球のうち,好中球やマクロファージは食作用に関わり,リンパ球には獲得免疫に関わ
るものがある。
ウ
血小板は血液凝固に関わり,フィブリンをフィブリノーゲンに変えて血べいをつくり,傷
口をふさぐ。
血しょうは養分·ホルモン·老廃物などを運搬し,内部環境の恒常性の維持に関わってい
エ
る。
1
ア,イ
2
ア.エ
3
イ,ウ
4
イ、エ
5 ウ,エ
【No.23) 細胞に関する記述として,妥当なのはどれか。
バクテリアは原核細胞からなる原核生物で,ラン藻類は真核細胞からなる真核生物である。
2 大腸菌やアメーバは単細胞生物であるが,繊毛をもつゾウリムシや葉緑体をもつミドリムシ
は多細胞生物である。
3
植物細胞は,動物細胞にはない,細胞壁,葉緑体,発達した液胞などをもっている。
4
細胞の進化の過程で取り込まれた好気性細菌が葉緑体になり,シアノバクテリアがミトコン
ドリアになったというのが共生説である。
5 核の中にある染色体は DNA と糖からできており,DNA の全ての塩基配列が遺伝子として作
用している。