5 次の線部の助動詞の意味と文中での活用形を答えよ。
おきなまろ
一帝にはたいへんかわいがっている飼い猫がいた。あるとき世話
役の女房がからかい半分で「翁丸」という犬をけしかけ、帝の怒
IHO
たた
りを買ってしまう。「翁丸」は男たちに叩かれ、死んでしまったと
ふびん
聞いて、作者は不憫に思っていた。その後、ひどくみすぼらしい
犬が姿を現した。
「あはれ昨日、翁丸をいみじうも打ちしかな。死にけむこ
そあはれなれ。 何の身にこのたびはなりぬらむ。 いかにわび
しき心地しけむ。」とうちいふに、このゐたる犬のふるひわ
きて、涙をただ落としに落とすに、いとあさましさは、
翁丸にこそはありけれ。昨夜は隠れ忍びてあるなりけり。」と、
あはれにそへて、をかしきこと限りなし。(中略)
よべ
さて、かしこまりゆるされて、もとのやうになりにき。な
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ほあはれがられて、ふるひ鳴き出てたりしこそ、世に知らず、
をかしくあはれなりしか。人などこそ人にいはれて、泣きな
(『枕草子』うへにさぶらふ御猫は)
はすれ
ど
形
形
(1)
(3
5
beranph
Op
6
形形
8
一
24
形
形