d
f
生物
A
B
qr qs
p. s
qr qs
C
P. ar GB
泳動開始点→0
O
↓
生物
4 下線部(b)について, DNAリガーゼを作用させた溶液中で生じるプラスミ
ドは、次の①~①の3種類である。
プライマーの組合せ p, #
⑩ プラスミドに遺伝子 Xがねらいどおりの向きに組み込まれている。
◎ 切断されたプラスミドがそのまま連結され、 もとどおりになっている。
① プラスミドに遺伝子 Xがねらいとは逆向きに組み込まれている。
⑩~①のプラスミドを選別するため,溶液中から単離したプラスミドを
型として、 図2中のpsの位置にのみ結合する4種類のプライマーのう
ちの二つを用いてPCR法を行い、 産物を電気泳動した。 (p, s), (q, r), (q,
s)の3組のプライマーの組合せでPCR法を行ったところ, 図3に示される
A~Cの3種類のバンドパターンが得られた。 これらのバンドパターンは、
上の⑩~①のいずれかのプラスミドが鋳型となった結果であると考えられる。
このとき、鋳型となったプラスミドとバンドパターンの組合せとして最も適
当なものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。 なお、 新生鎖は矢印(→)
の方向に伸長する。
11
遺伝子の発現の方向
遺伝子Xを含むDNA断片
@.
大腸菌のプラスミド
図2 PCR法に用いるプライマーの位置と新生鎖の伸長の方向
F-r
S
泳動の方向
I
|
図3 プライマーの組合せと電気泳動の結果
@
©
①
A
B
②
A
③
B
(4
①C B
CAR
C
B
C
A
⑤
C
00
(A)
AB
B
A
⑥ C
問5 プラスミドに遺伝子 Xがねらいとは逆向きに組み込まれることを防ぐため
の方法として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。 12
① DNA 末端のリン酸基を取り除く。
② DNA 末端の糖を取り除く。
③認識する塩基配列が異なる2種類の制限酵素を用いる。
④ 異なる2種類のDNAリガーゼを用いる。
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