用例こよひは、ここにさぶらはむ。
今晩は、ここでお仕えいたしましょう。
D ー口)
基本形 | 未然形|連用形一終止形 一連体形巳然形一命令形
らし
【活用無変化型
【接続】活用語の終止形(ラ変型の活用語は連体形)
推定(~らしい)
*推定とは客観的な事実を根拠として推量することで、「らし」の場合も
その後(場合によっては前)に根拠となる事実を伴うことが多い。
推定の根拠
用例春過ぎて夏来たるらし白妙の衣ほしたり天の香具山 {万葉集〉
春が過ぎて夏が来たらしい。(その根拠として)真っ白な衣が干してある天の香具
ヨー
基本形 || 未然形|連用形 |終止形|連体形|己然形命令形
べく一ベく|ベし一ベき一ベけれ
べし
べから一べかり
べかる
右列は本来の活用、左列は主に助動詞が後に続く場合に用いられる補助活用
[活用】形容詞ク活用型
【接続]活用語の終止形(ラ変型の活用語は連体形)
品詞確認 品詞の識別「けれ」>P
【意味)
べし」は多用されるが、形のうえから意味の識別をすることは難しいの一
で、意味を確実に覚えて文脈から判断することが必要である。「べし」の
意味は、「す(推量)·い(意志)·か(可能)·と(当然), め(命令)- て(適当)」
と覚えよう。