リードC]
基本例題 44 気体分子の運動
第13章■気体分子の運動・気体の状態変化
121
247,248 解説動画
質量mの気体分子N個が体積Vの容器内にあって,気体の圧力が』であ
るとき,気体分子の速さの2乗の平均を とすると,p= Nmv
3V
が成りたつ。
(1) 気体分子の質量m (kg 単位) を, 分子量 M, アボガドロ定数 NA で表せ。 (1)
(2)状態方程式を用いて, 二乗平均速度 √v2 を Mo, 温度 T, 気体定数R で表せ。
(3)分子量2の水素と分子量 32の酸素の混合気体がある。 その温度が一様であると
すると, 水素分子の二乗平均速度は酸素分子の二乗平均速度の何倍であるか。
指針 (1) 分子量 M 。 は, 1mol 当たりの分子の質量 (g単位) を表す。
物
解答 (1) 1mol (NA 個) の気体分子の質量は
Mox10-3=mNA (単位はkg)
Mox10-3
よって m=
NA
v²=
(1)の式と, N = nNA の関係式を代入して
3nRT NA
3RT
nNA Mo×10-3
Mox 10-3
(2) 気体の物質量をn [mol] とする。
よって
3RT
状態方程式 「V=nRT」 を用いて
問題文の式を変形すると
(3) Tが一定のとき,
v2
に比例する
/Mo
Nmv2
2
pV=
=nRT
3
32 16
TH
よって J=3nRT
あるからは1 -=4倍
Nm
√1/16
050
画面