ク 新たな研究において, サチコ・キヨカワと同僚たちが,
日本人被験者とイギリス人失験者で潜在学習の習性が異.
なるかどうかを検証した。 被験者たちは人工的な文法
吊 は告げずに, 自然言語に見られる文法パ
ターンに似たパターンを繰り返し配列した文字列 一一
を見せられた。だが, これらの文字は特殊なものだった。
それらは「グローカル」 な情報(つまり, グローバル[全
体的な]とローカル[局所的な]の両方)を伝えるように構
成きれていた。大きな文字は小さな文字から作られてい
Cx 大きな「N」 の字はずっと小さい「B] で作
)。全人 体的な大局に意識を向けた場合、人は大
る。 個々の部分に局所的な意識を
見る。大きな文字は一列に並