ヒトの心臓と魚の心臓を比べてみる。まず, ヒトも魚も( ウ )血管系を
もっていて,心臓から出た血液は心臓に戻る。魚では,その循環は1つである
が、ヒトでは, (エ)循環と(オ )循環の2つに大別できる。( エ)
循環では,全身から集められた二酸化炭素を(エ)に放出し, ( エ )
から酸素を取り込む。( オ)循環では,各組織に酸素を供給し,二酸化炭
素を受け取っている。一方, 魚では, 血液の循環は一つであり, 全身からあつまっ
てきた血液は心房をへて心室から(カ )へ送られる。( カ )でガス交
換が行われ,酸素をたっぷり含んだ血液が全身に送られている。そのため魚で
は,( キ)心房 ( ク ) 心室の心臓である。それに対してヒトの心臓は
(ケ)心房 ( コ )心室の心臓である。
問題3
( ゥ)から(コ )にあてはまる適切な語句を答えなさい。
( エ )循環で, 静脈血は心臓のどこから流れ出て( エ )に送られるか答えなさい。また。
( エ)からの動脈血は心臓のどこに流れ込むか答えなさい。
(オ )循環では, 心臓のどこから動脈血が流れ出ているか答えなさい。また, 全身から
の静脈血は心臓のどこに流れ込むか答えなさい。
血液、組織液、そしてリンパ液をあわせて体液というが、体液は、細胞の機能を維持するう
問1
問2
問3
問4
えで重要な役割を果たしている。ヒトで体液の塩分濃度を調整している主な器官を答えなさい。
淡水産の硬骨魚類は、体液より塩分濃度の低い尿をたくさん排出することにより、また, 海
間5
水産の硬骨魚類は、体液とほぼ等しい塩分濃度の尿を少し排出することで、それぞれ体液の塩
分濃度を一定に保っている。それでは、ヒトにおいて、塩分濃度にかかわるナトリウムイオン
とカリウムイオンのそれぞれの濃度は、血しょう中と尿ではどのようになっているか、次の
A~Cから適するものを一つ答えなさい。
A)血しょう中での濃度が高い
B)尿中での濃度が高い
C)血しょう中でも尿中でも、 ほぼ同じ濃度である