2つの変量x, yがあり,そのデータの大きさがともにn個であり,
き,2つの変量の間に 正の相関関係があるという。逆に,一方が増えると他方が
2 2つの変量のデータにおいて, 一方が増えると他方も増える傾向が認められると
基本事項
I データの相関
X1, X2,……
Ynとする。
Xn
V1, V2, ……
0 散布図
石の図のように,xとyの間の関係を見やすくするため
に,x, yの値の組
(x, Va) k=1, 2,
を座標とする点を座標平面上にとったもの。
の 2つの変量のデータにおいて、一方が増えると他方も増える傾向が認め。
0
らの傾向も認められないときは,相関関係がない という。
3 共分散 Sxy
xの偏差とyの偏差の積(xx-x)(y-y)の平均値。
1
(x-x)(»-)+(x-x)(y-y)+……+(x。一x)(y,-))
Sxy
n
ニ
④ 相関係数r
相関関係の目安となる数値。x,yの標準偏差をそれぞれ Sx, Syとするとき
Sxy
r=
S,Sy
レれ
三
2
2
[1] r=1のとき,散布図の点は右上がりの直線に沿って分布する。
[2] r=-1のとき,散布図の点は右下がりの直線に沿って分布する。
[3] rの値が0に近いとき,直線的な相関関係はない。