(4) 2.06gの固体に含まれる炭酸カルシウム CaCO3 (モル質量100
g/mol) の物質量をx [mol], 酸化カルシウムCaO (モル質量 56g/mol) の
物質量をy [mol] とすると,
味中
100g/molxx [mol]+56g/molxy [mol]=2.06g ... ④
また,② ③の化学反応式の係数から, 1molのCaCO3, 1molのCaOの
いずれも2molの塩化水素 HCI と反応するので, (3) から,
(x+y) [mol] ×2=5.0×10-mol 0001
④ ⑤式を解くと, x=0.015mol, y=0.010mol となる。
⑤
0.01
①の反応式から, 1molのCaCO の分解で1molのCaO が生じるので,
加熱によって分解した CaCO3 は CaOと同じ0.010mol となる。 したが
って、はじめの CaCO3 のうち分解した割合 [%] は,
0.010 mol
090.0=
×100=40
0.015mol+0.010mol