リード C
52. 体温の調節 次の文章を読み、以下の問いに答えよ。
哺乳類の体温調節中枢は間脳の
(ア)にあり、発熱量と放熱量を調
節している。
寒いときには,皮膚が受容した低
温刺激や血液温度の低下が(ア)に
伝わり、 脳下垂体前葉から分泌され
るホルモンによって(イ) からは
(ウ)が, (エ) からは (オ) が
分泌される。 また, 交感神経の興奮
によって (カ) からアドレナリン
の分泌が促進される。 これらのホル中
モンは血流によって運ばれ、
(キ)
や()での代謝が促進されて熱の発生が増加する。ヒトの体内で発生する熱の大部
(キ)が約60%. ク) が約20%である。 心臓
分が (キ) と(ク) で生じており,
はアドレナリンによって拍動が促進されるため血流が多くなり、これによって全身に
熱が伝えられる。 発熱量の増加は血流によって(ア)にも伝わり、体温が上昇しすぎ
ないように調節される。 このように結果がはじめの段階にもどって作用するしくみを
(ケ) という。
~
(イ)
(イ) 刺激ホルモン
(ウ)
放出ホルモン
(キ)
脳下垂体前葉
(エ)刺激ホルモン
(オ)
(ク)
発熱量増加
交感神経
(カ)
[アドレナリン
心臓
(1) 文章および図中の(ア) (ケ) に入る適語を答えよ。
(2) 下線部について, 交感神経は熱の放散量を減少させるしくみにも関係する。どのよ
うなしくみか, 10字程度で2つ答えよ。
[11 大分大〕