II 次の文章の空欄にあてはまる数式, 数値または語句を, それぞれ記述解答用紙の所
定の場所に記入しなさい。 ただし, (1)~(10)の解答欄には数式または数値を, (11)の解答
欄には語句を記入しなさい。 (33点)
図1に示すように抵抗とコイルをつないだ回路で, スイッチSを閉じたり開いた
りしたときに回路に流れる電流を考えよう。 電池の起電力をE, コイルの自己インダ
クタンスをL, 2つの抵抗の抵抗値は図1のように r, R とする。 電池と直列につな
がれた抵抗値rの抵抗は電池の内部抵抗と考えてもよい。 また, 導線およびコイルの
電気抵抗は無視できるものとする。
b
a
d
E
図 1
h
In
R
g
ERO
h
S
スイッチSを閉じた後のある時刻にコイル, 抵抗値 R の抵抗を図1の矢印の向き
に流れる電流をそれぞれ I, I と書くことにする。このとき, 抵抗値の抵抗を流れ
る電流は (1) となる。 経路 abdfgha についてキルヒホッフの法則を適用すれ
ば、電池の起電力と回路に流れる電流の間にはE= (2) の関係が成り立つ。
一方、このときコイルを流れる電流が微小時間 4tの間にだけ変化したとすると,
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LI+(r+B)I