風がないときの音の速さを C [m/s]とする。
(A) 図1のように, 一様な太さのガラス管にビストンを取り付け開口端と閉口端と
の間の距離r (m) を自由に調節できる閉管が地表に固定されている。閉管の開
口側にはさまざまな振動数 [Hz] の音を鳴らすことができるスピーカーがガラ
ス管の中心軸上にある。スピーカーは台車に乗せてあり,台車はスピーカーを乗
せたままガラス管の中心軸上を左向きに一定の速さ V [m/s] で運動させること
ができる。また,台車の速さ Vは音の速さCを超えないものとする
台車が静止(V =0m/s) しているとき,スピーカーからある一定の振動数
の音を鳴らして、ピストンを開口端の位置から右向きにゆっくり動かしながら共
鳴の位置の測定をしたところ,r=L [m] の位置でn度目(n21) の共鳴が
観測された。風は吹いておらずその影響はないものとし、 開口端補正は無視でき
るものとする。
SM
ガラス管
ピストン
スピーカー
証
風)
V
AD
地表
音 さ 図1 さな風W の。
Am W -9Uちさるりす風 m
(イ) スピーカーで鳴らしている音の振動数(Hz] をL, n, Cの中から必要なも
のを用いて表せ。 O
() 台車を一定の速さ V= V, [m/s] で運動させながら, スピーカーでは設問
(イ)と同じ一定の振動数の音を鳴らしている。このとき,ピストンを開口端の位
置から右向きにゆっくり動かしながら共鳴の位置の測定を繰り返したところ。
エ=ム (m) の位置で1度目の共鳴が観測された。LをL,n, C, V,の中か
き ッ画