@平均の速さと瞬間の速さ 実際の物体の運
動では, 速さが時間の経過とともに変化する
ことが多い。
100m 競走では, 静止の状態から加速しで
いくため, 走者の速さは一定でなく, 刻々と
変化している(図題)。このように, 速さが変
化する場合に, 式(1)で計算される値を。 その間の平均の速さという。100m
を 10 秒で走ったときの平均の速さ ?[m/sJは。 次のように計算きれる。
100m (還3 @ の (バー)は平均を表す。
ココOS @単に速さという場合は, 明間の速さを示す。
また, このとき, 刻々と変化している速さを貞間の速さという。明間の連
Inwtantaneous speed
さは, 式(1) において, 経過時間をきわめて短くしたときの値である<
身近な平均の速さを, 実験で計測しよう。
図馬 速さが変化する運動
SI
3 100mの距離を往復するのに, 行き
は一定の速さ 1.0m/s で歩き, すぐに折り返
して, 帰りは一定の速さ 4.0m/s で走った。
出発してからもどるまでの間の平均の速さ
は何 m/s か。
ヲ容遇1 平jの速さ 距離50mを走
る時間をストップウォッチで測定し
平均の速さを求めよう。