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7 鉛直投射 (Op.41 ~ 43)
小球を初速度 14.7m/sで地面から真上に向けて投げるとき,高さ 9.8mの地点を上
向きの速度で通過するまでの時間 [s] と, 下向きの速度で通過するまでの時間
[s] を求めよ。 重力加速度の大きさを 9.8m/s2 とする。
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8 自由落下・鉛直投射 (Op.38~43)
地上から高さ 8.0mの所より小球Aを自由落下させると同時に,地上か
ら小球Bを初速度 8.0m/sで鉛直上方へ投射した。 2球は地上に落下す 8.0m
る前,同時に同じ高さの点を通過した。 重力加速度の大きさを9.8m/s2,
鉛直上向きを正とする。
8.0m/s
(1) 同じ高さの点を通過するまでの時間t[s] と, その高さん [m] を求めよ。
20 (2) 同じ高さの点を通過するときのAとBの速度 VA, UB [m/s] を求めよ。
B
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考9 考えてみよう
(1) A
ゴールした瞬間の速さはAさ
さんが100m走で勝負したところ,
んのほうが大きかった。 勝ったのはどちらか判断できるだろうか。
(2)Aさんが長さ15cm の棒の上端をもち, Bさんの親指と人差し指の間に棒がく
るようにする。 Aさんが予告なしに静かに棒を手ばなしたのを見てから,Bさ
んは棒をつかもうとする。 Bさんは棒をつかむことができるだろうか。空気の
抵抗は無視できるものとし, 重力加速度の大きさを 9.8m/s2 とする。 なお, 人
の反応時間は約0.20 秒であるといわれている。
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