20
26 質量mの小球Aと2mの小球Bがあり, それ
ぞれ長さ1の糸で天井の点Oからつるされている。
Bを鉛直線に沿って静止させ, Aを糸が鉛直線から
60°傾いた位置に持ち上げて, 静かに放したところ,
最下点でBに衝突した。
AとBの衝突が完全弾性衝突のとき, 衝突直後
のBの速さは, 重力加速度をgとすると (1)
AとBの衝突の直後にAが最下点でそのまま静止して, Bのみが運
動する場合がある。 このときのAとBとのはね返り係数は
あり, Bは最下点より (3)の高さまで上昇する。
次に,小球Aを取り去り, 鉛直線に沿って静止させた小球Bに強む
Cを水平に打ち込んだところ, BはCと一体になって運動を始めた。
60°
A
B
である。
(2)で
衝突直後の速さが衝突直前のCの速さの告になったとすると, Cの質
量は(4)
衝突直前のCの運動エネルギーの (5) 倍である。
である。また, この衝突で失われた力学的エネルギーは、
(芝浦工大)