16 等加速度直線運動のグラフ
ビルの1階と最上階の間を, 鉛直方向に移動するエレベーターがある。 このエレベー
ターが1階に静止しているときのエレベーターの位置を0mとし,最上階に静止してい
るときのエレベーターの位置を24m とする。 1階に静止していたエレベーターが時刻
t=0s に上昇を始め, 30秒後に最上階に到達した。 その際, 上昇開始後10秒は等加速
度で加速し、続く10秒は等速で上昇した後、 等加速度で減速して最上階で静止した。
なお, 加速, 減速における加速度の大きさは等しい。 このとき, Ost/30sのエレベ
ーターの速さを求め,横軸を時刻 t[s], 縦軸をエレベーターの速さひ [m/s] としてグラ
フをかけ。さらに, Os≦t≦30s のエレベーターの位置を求め, 横軸を時刻 [s], 縦軸を
エレベーターの位置 x[m]としてグラフをかけ。
ヒント 加速区間, 等速区間, 減速区間, それぞれの上昇距離の和が最上階の高さ24mと
なる。また,これは v-t図で, グラフがt軸と囲む面積に相当する。