<思考
538. 回転する導体棒■ 半径r[m]の円形導体と,その中
心
が,磁束密度 B〔T〕の一様な磁場中に磁場と垂直に置かれ
ている。OP は円形導体との接点Tで,一定の摩擦力を受
けながら回転できる。 最初, スイッチSは開いている
(1)
[m]の導体棒 OP
のまわりで自由に回転できる長さa
B
W
r 0
T
PAAD
P
R
OPの先端Pに一定の大きさの力を加えながら,角速度ω [rad/s]で反時計まわ
りに回転させるとき, OT間に生じる誘導起電力の大きさはいくらか。
a
(2) 次に, スイッチSを閉じた。 棒OP を同じ角速度 [rad/s]で回転させるには,棒
OPの先端に,棒と直角な方向にさらに力を付加する必要がある。 その理由を述べよ。
(3) 抵抗 R[Ω]で消費される電力はいくらになるか。
/ (4) 新たに付加する力の大きさはいくらか。
(金沢大改)