198 くさび形空気層による干渉②
解答
(1) Aから見るとき
2Dx
l
-= (m+1/2)^
Bから見るとき・・・
2Dx
(2) 4x=
(3)
2D
2.66D
1.0mm
明線
明線
0.10 m
=mλ
考え方
解説
Bから見た場合は,そのまま透過してきた光と、ガラス板で2回反射した光の千
渉となる。また,反射による位相の変化に注意する。
(1) 点Pでの空気層の厚さは,図1より、
x:l=d:D
Dx
よって,d=2
...①
Aから見るときは,図2のような位相の変化にな
る。よって、強め合う条件は、
0
==
2d=m+/12/2)^
入
D
①式を代入して
2Dx
= m+
次に,Bから見たときは,図3のような位相の変
化になる。2回反射し,それぞれで位相が元ずれる
図1
位相の
し
ので、結果的に同位相の干渉となる。よって、強め 位相がずれる
合う条件は,
2012d=m入
①式を代入して,
2Dx
=
mλ
(2)次数が1増えたときに,明線の間隔は △x だ
け変化するので,②式より、
2D
Ax
274x=1
-Ax = 1 よって, 4x
=
...③
2D
(3) 屈折率nの媒質中では,波長が倍になるので,
n
屈折率 1.33の水を入れたときの縞の間隔 4x′ は ③
式より,
1
(3)8
大
小
位相が
ずれる
大
図3
30 ソン
(t)
A(++ m) = b²
518
Ax'
=
2D
2.66D
1.33