直線に関する点の対称移動
例題
8
複素数平面上で, 0を表す点をO, a=cos0+isin0 の表す点をA
とする。 点 z を直線 OAに関して対称移動した点をw とするとき,
wをαとで表せ。
考え方 直線 OA に関する対称移動を、回転移動と実軸に関する対称移動を組み合わせ
て考える。 点を次の順序で移動すればよい。
① 原点を中心として-0回転だけ移動 (直線 OA が実軸に重なる)
②実軸に関して対称移動
③ 原点を中心として0だけ回転 (直線 OAがもとの位置に戻る)
解答 a=cos(-8) +isin(-9) であるから,点zを原点
YA
を中心として-0だけ回転した点を表す複素数はaz
az を実軸に関して対称移動した点を表す複素数は
az すなわち az
A(a)
W
点wは,点を原点を中心としてだけ回転した
点であるから
0
w=a(az)=az
10
x
【?】 ①で直線 OA が虚軸に重なるように,原点を中心として-回転だけ
移動させて考えると, どのように解けるだろうか。
*102
麦粉並