トを問
4で外接する2円 0, 0' がある。 Aにおける共通接線上
点A
の点Bを通る1本の直線が円0と2点C, Dで交わり, B
00000
明せよ。
を通る他の直線が円 0′ と 2点E, F で交わるとする。こ
のとき, 4点C, D, E, F は1つの円周上にあることを証
OA
OXF
p.394,395 基本事項 3. 基本 82
403
CHART & SOLUTION
1つの円周上にあることの証明 方の定理の逆
4点が1
から、「べきの定理の逆」 を利用する方針で考える。
1つの円周上にあることは, 「円周角の定理の逆」, 「内角と対角の和が180°」, 「方べ
の定理の逆」のいずれかを利用すれば示せるが,この問題では角度についての情報がな
4点C,D,E,F を通る円をかいてみると, 示すべきことが BC BD BE BF であること
が見えてくる。
円0において,方べきの定理から
B
E
← 接線 BA, 割線 BD
←接線BA, 割線 BF
BC・BD=BA2
円 0′において, 方べきの定理から
0 よって
BE・BF=BA2
BC・BD=BE・BF
ゆえに、方べきの定理の逆から、共
3
10
円と直線、2つの円
4点C,D,E,Fは1つの円周上にある。
に
内
inf 方べきの定理 PA・PB=PC・PD において PA・PB
の値をべきという。ここで,円の半径をr とすると,
[1]
A
右図の [1] のとき PA・PB=PC・PD=(CO+OP)・(QD-QP)
=(z+OP)(r-OP)=-QP2 [2]
C
D
OP
B
B
右図の [2] のときは,同様の計算で
PA・PB=OP2-r2
したがって, PA・PBの値は|OP2-2に等しい。OP2は,
点Pが固定されていれば一定の値である。すなわち
定点Pを通る直線が0と2点A,Bで交わるとき,
PA・PBの値は常に一定である。
PRACTICE 90 金
円に、円外の点Pから接線 PA, PB を引き, 線分AB と PO
の交点を通る円Oの弦 CD を引く。 このとき, 4点P,C,
ODは1つの円周上にあることを証明せよ。 ただし, C,Dは
P
足理 26
MI
D
B