06
重要 例題 125 絶対値のついた
000
kは定数とする。 方程式 | x-x-2|=2x+k の異なる実数解の個数を調べよ。
基本12
指針 絶対値記号をはずし、 場合ごとの実数解の個数を調べることもできるが、
方程式f(x)=g(x)の解⇔y=f(x), y=g(x) のグラフの共有点のx座標
このとき,y=|x-x-2|とy=2x+kのグラフの共有点を考えてもよいが、方程式を
に注目し, グラフを利用して考えると進めやすい。
|x-x-2|-2x=k (定数kを分離した形) に変形し,y2-2のグ
ラフと直線y=kの共有点の個数を調べると考えやすい。
CHART 定数kの入った方程式 f(x)=kの形に直す(定数分離)
|x2-x-2|=2x+kから
解答 y=|x2-x-2|-2x
......
|x2-x-2|-2x=k
① とする。
x2-x-2=(x+1)(x-2) であるから
x2-x-2≧0の解は x≦1,2≦x
x²-x-2<0の解は
よって, ① は
x≦-1, 2≦xのとき
-1<x<2
y=(x2-x-2)-2x=x2-3x-2
=(x-3)² - 17
2
1 <x<2のとき
y=-(x2-x-2)-2x
=-x2-x+2
9 ここまで
=(x+1/+1)==
① A
94
)
検討
y=x2-x-2|のグラフは
次のようになる(p.204 参
照)。
94
YA
2
[s]
-10 1
2
2
12
38
これと直線 y=2x+kの
22
有点を調べるよりも、
C
-1 -2
17
okiri
0 ように, ① のグラフと
y=kの共有点を調べる
がらくである。
>
ゆえに、①のグラフは右上の図の実線部分のようになる。
与えられた方程式の実数解の個数は,①のグラフと
直線 y=kの共有点の個数に等しい。 これを調べて
<-4のとき 0 個;
k=-4のとき1個 ;
B-4<k<2,
TO
k=2, 4
9
-くんのとき2個;
4 L
のとき3個;
2<k<-
<1のとき4個
トレー
i0
x