第3問~第5問は, いずれか2問を選択し,解答しなさい。
第4問
(選択問題)
(配点 20)
ある物体Xの質量を天秤ばかりと分銅を用いて量りたい。 天
祥ばかりは支点の両側に皿 A., Bが取り付けられており, 両側
の皿にのせたものの質量が等しいときに釣り合うように作られ
ている。
Mを自然数とする。物体Xの質量が1g, 2g. 3g, …, Mg
の M 通りのいずれであっても天秤ばかりと分銅を使って量る
ことができるように, 用意すべき分銅の個数の最小値を考えよ
2。ただし,同じ質量の分銅を複数個用意してもよい。
A
B
()まず。天科ばかりの皿 Aには物体Xのみをのせ, 皿Bには分銅のみをのせることで,物
体Xの質量を量るときを考える。
このとき,例えば,1gを量るためには, 1gの分銅1個を用意すればよい。よって,
M=1のとき,用意すべき分銅の個数の最小値は1である。
また,1gと2gを量るためには, 1gの分銅1個に加え, 1gの分銅1個か2gの分銅1
1個を用意すればよい。よって,個数が最小となるような分銅の組合せは(1g, 1g)または
(1g.2g)であるから, M=2のとき,用意すべき分銅の個数の最小値は2である。
()1g,2g, 3g, 4gのすべてを量るためには, 1g. 2g. 3gのすべてを量ることができ
る分銅の組合せに加え, 4gを量るために,1gの分銅1個か4gの分銅1個を用意すれ
ばよい。
よって,M=4のとき, 用意すべき分銅の個数の最小値は
である。
ア
(1)()で1g,2g, 3g, 4gのすべてを量るために, 3gのすべてを量ることができる分銅
の組合せに加え, 4gの分銅1個を用意して量ることができる重さを考えると, M =7 の
お申
とき,用意すべき分銅の個数の最小値は イ
である。
丸
() M= 15 のとき, 用意すべき分銅の個数の最小値は ウ
である。
() 用意すべき分銅の個数の最小値が9であるような M の最大値は エオカである。