例題 1176
等式と値
00000
0°<0 <180°とする。 4cos0+2sin0=√2 のとき, tan0 の値を求めよ。
CHART & SOLUTION
2-in
[大阪産大] 基本 113
三角比の計算かくれた条件 sin20+cos20=1 を利用
tan 0 の値は sind, cose の値がわかると求められる。 そこで
かくれた条件 sin'0+cos'0=1
を利用して,sine, cose についての連立方程式 4cos0+2sin0=√2,sin'0+cos20=1
→cosを消去し, sin0 の2次方程式を導く。
を解く。
解答
4cos0+2sin0=√2 を変形して
4cos=√2-2sin0
sin20+cos20=1 の両辺に 16 を掛けて
16sin 20 +16cos20=16
①を② に代入して
・①
4cos+2sin0 = √2
を条件式とみて、条件式
は文字を減らす方針で
COSO を消去する。
4章
13
三角比の拡張
t=-
16sin20+(√2-2sin0)²=16
整理して 10sin2-2√2 sin0-7=0
ここで, sind=t とおくと
これを解いてt=-
よって
10t2-2√2t-7=0
sin
√2+√2 (*)
10
√2 7/2150
2 sin10
0°<0 <180°であるから
0<t≤1
(*) 2次方程式
ax2+26'x+c=0 の解は
x=
-6' ±√b2-ac
a
fint. sin 0, cos0 どちらを
消去?
sin を消去して coseに
ついて解くと,
1
0°<0 <180°から
これを満たすのは t=
7√2
10
cos 0=
2
の2
10
7√√2
すなわち
つが得られるが,
sin0=
10
①から
4 cos 0=√2-2.7√2
√2
co
cos =
のときは
2
=
ゆえに
を求めると
√2
10
cos 0=-
10
すなわち
2√2
5
sin0 <0となり適さない。
この検討を見逃すこともあ
0 を消去して,
符号が一定 (sin0 > 0) の
sin
したがって tan0=
7√2
√2
sin を残す方が, 解の吟味
=-7
COS
10
10
の手間が省ける。