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時代の統治体制の基礎単位であった大名の藩を廃止
して、天皇を中心とする中央集権体制をつくること
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であった。 戊辰戦争の時, 明治政府は朝廷の敵とな
った幕府と藩の領地の多くを没収して府と県をおい
たが,他の藩は大名がそれまで通りおさめていた。
明治政府の指導者たちは、天皇が全国を直接に統治
することを理想とし, 1869(明治2)年 大名に命じ
りょうみん
はん
てその領地と領民をいったん天皇に返上させた (版
五箇条の
広ク会
しょうか
上下心
かんい
官武一
ヲシテ
きゅうらい
一、旧来ノ
ちしき
智識ヲ
① すべての政
きど
五箇条の誓文
れたのち、 木戸
の組織を定めた「