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古文 高校生

『和泉式部日記』「夢よりもはかなき世の中を」の 「何かは、あだあだしくもまだ聞こえたまはぬを、はかなき言をも。」 について、 「ぬ(打ち消しの助動詞連体形)」がありますが、これが連体形なのは「(何)かは」があるからですか?

15 2 3 あはれにもののおぼゆるほどに来たれば、「などか久しく見えざりつる。 遼ざかる昔の名残にも思ふを。」など言はすれば、「そのことと候はでは、 なれなれしきさまにやと、つつましうさぶらふうちに、日ごろは山寺にま あり かり歩きてなむ。いとたよりなく、つれづれに思ひたまうらるれば、御代 2そちのみや t 。 はりにも見たてまつらむとてなむ、 帥宮に参りて候ふ。」と語る。「いとよ M きことにこそあなれ。その宮は、いとあてにけけしうおはしますなるは。 昔のやうにはえしもあらじ。」など言へば、「しかおはしませど、いとけ近 N くおはしまして、「常に参るや。』と問はせおはしまして、『参りはべり。』 と申しさぶらひつれば、『これ持て参りて、いかが見たまふとて奉らせ たちばな よ。」とのたまはせつる。」とて、橘 の花を取り出でたれば、「昔の人 " 3 3 の」と言はれて、「さらば参りなむ。いかが聞こえさすべき。」と言へば、 L5 言葉にて聞こえさせむもかたはらいたくて、「何かは、あだあだしくもま こと だ聞こえたまはぬを、はかなき言をも。」と思ひて、 かを 薫る香によそふるよりはほととぎす聞かばや同じ声やしたると と聞こえさせたり。

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