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現代文 高校生

この問題の解き方を教えてください。 答えは3です。 私は、最後のまとめに「二人の目指すところは同一な真の半面である」を読んで4だとおもいました。 なぜ、3なのでしょうか?

基本問題 1 科学者と芸術家の生命とする所は創作である。 他人の芸術の模倣は自分 の芸術でないと同様に, 他人の研究を繰り返すのみでは科学者の研究では ない。勿論両者の取り扱う対象の内容には, それは比較にならぬ程の差別 はあるが、そこに又かなり共有な点がないでもない。 科学者の研究の目的 物は自然現象であってその中に何等かの未知の事実を発見し, 未発の新見 解を見出そうとするのである。 芸術家の使命は多様であろうが,その中に は広い意味における天然の事象に対する見方とその表現の方法において 何等かの新しいものを求めようとするのは疑いもない事である。又科学者 がこのような新しい事実に達着した場合に, その事実の実用的価値には全 然無頓着に,その事実の奥底に徹する迄これを突き止めようとすると同様 に,少なくも純真なる芸術が一つの新しい観察創見に出逢うた場合には その実用的の価値などに顧慮する事なしに, その深刻たる描写表現を試み るであろう。古来多くの科学者がこの為に迫害や愚弄の焦点となったと同 様に,芸術家がその為に悲惨な境界に沈論せぬ迄も,世間の反感を買うた 例は少なくあるまい。 このような科学者と芸術家とが相逢うて肝胆相昭。 すべき機会があったら, 二人は恐らく会心の握手を交すに勝諾しないであ ろう。二人の目差す所は同一な真の半面である。 (寺田寅彦「科学者と芸術家」) 上文の主旨として妥当なものは, 次のうちどれか。 (1)科学者と芸術家は, 相容れぬものである。 (2)科学者と芸術家は, 実用的価値に関心はなく, 自分の世界に埋没する。 (3) 科学者と芸術家の共有点は新しいものを追い求めることにある。 (4)科学者と芸術家の対象とする世界はまったく異なるように見えるが、 究極的には同一のものである。

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現代文 高校生

皆さんの解き方を教えてください, 文章を読みながら問題に出会ったら解くと言うやり方はよくないですか? 自分が考えるに, 全部目を通してからまた問題を見たら二度手間かなと思っています, どちらの方がいいのかよくわかりません, 教えてください

例一年国語総合(現代国語) 一学期中間考査世意月幕 U 次の文章を読んで、後の間いに答えなさい。なお、本文中のIから皿は意味段落の番号を示す。 日 これからの社会と a倫理を考える一助として、これまで人類がめざしてきた社会と倫理はどのようなものであったか、をあらた めてふりかえってみたい。 自本国憲法や世界の多くの国々の憲法は、ヨーロッパ近代の思想家たちが構想した社会像をもとにしている)のぞれは「自由」を 中核とするものであり、大きく二つの焦点をもつ 一つは「の人権」)である。自分の意志で職業や結婚相手を選べる。他人から邪魔されることなく自分の考えを表明できる。そして 最終的には「自分がよいと思う生き方」(自分なりの幸福)を追求できる。このような悪考と行動の自由を、だれもがもつ「権利」 として取り決めたものが人権である。 もう一つは「自治」)である。祖会の構成員が互いの意見を表明しあいながら、「どの人にとっても利益となること」をルールとし て取り決め、それた従って社会を運営していく、というものだ。自目分たちで社会をつくれる、不都合があってもともに解決していけ る、という共同的な自治の自由を、近代の思想家たちはやはり大切にしていた。 E 前者の「人権」については、日本社会ではかなり広く認められるようになった。それはよいことだが、しかし、( )を 追求する、というとき、そもそも「何」を追求すればよいのかについて、確信が持てない人は多い。だから、価値あると信ずること を力を尽くして実現しようとする生き方ー|そのとき人は(困難があっても自由を実感できる。 ーがなかなかできぬいそして「生 後者の「自治」についてはどうか。地域の住民が意見をかわしながら自分たちの手で公園を整備したり、川の掃除や保全を行った りする自治の活動が、いま日本社会のあちこちで行われている。6しかしこのような「( © )な自由」の喜びと無縁に生きてい る人も多い。「集団の中で自分の想いを出すのは危険だ。自分からは何も言わず、集団の空気を読んで対処しないといけない。」とい き方の自信がないと、のそれだけ周囲の目が気になってしまう う感じ方のほうが、ひょっとすると多数派かもしれない。 つまり、()という点でも、(@ )という点でも、私たちはいまだ「自由な主体」になっているとは言い難いのである E (<)、自由な主体へと人が成長していくために、必要な「条件」は何だろうか。その核心は、一言で言うことができろる もし私たちが、どんな意見を言っても攻撃されることがなく、互いの想いをちゃんと受けとろうとする雰囲気の中で一この雰囲 気をつくるのが大切なのだが 何かのよしあし(価値)について意見を交換できたとしよう。( B.)、自分とまったく違う意見 に対しても、なぜ相手がそう考えるのかを尋ねてみる。( C )「なるほど、この人の意見は、こういう生活実感から出てきている のか。」ということがよくわかる このように、互いの一 D }をていねいに受けとめたなら、それに続いて「こう考えるほうが『より一E 』のでは。」とい う一F]に進むことができる。そして、このような【'G ]ごとによってはじめて、私たちは「こういうことが大切なのだ。」 また、集団を営む自治の力も、やはりこうした尋ねあいの中から育ってくる。メンバー個々の事情や想いをていねいに確かめあっ たあとで、「では、どうすることがみんなにとってよいか」を議論し、合意をつくっていく。その台合意が納得できるものであるなら、 という価値の確信|c独断的でなく、その理由を説明できる確信|「を育てていくことができるのである。 各人は自分のできることを進んで「役割」としてd担おうとするだろう の作法が e必須なのだ。こうした作法を、教育現場や、コミュニティーに関わる活動や、企業の内部でも育てていくことが、官嘩で 風通しのよい社会へとつながっていくはずなのである。 私たちはいま、近代の思想家たちが想像したよりも、はるかに多様な感度と生き方とをもっている。加からこそ、の「尋ねあい」 二重傍線部 a「倫理」,d「担」の漢字の読みをひらがなで答えなさい。 問二 二重傍線部b「追求」の意味として最も適当なものを次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい ア 逃げて行く者のあとをいつまでも追いかけること。 ウ何かを明らかにしようと、どこまでも追っていくこと。 イ 逃げ場のないように追い詰め責め立てること 何かを手に入れようと、どこまでも追っていくこと 問三 二重傍線部c「独善」, e「必須」の語句と、意味が最も近いものをそれぞれ選び、記号で答えなさい。 A ウ必然 ェ 必着県 「岸」の ア独善 e「必須」 不 H 世 4 畑 問四 傍線部 「それ」は何を指しているか。適切な箇所を、本文中から抜き出しなさい。 開

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