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否定単純否定禁止
世説新語
劉備が蜀を、孫権が呉を相次いで建国した。以後魏
二二〇年 の子が観を建国すると、
の臣であった司馬炎が天下を統一するまでの約六〇年間を「三国時代」と呼ぶ。 曹操は魏の基礎を作っ
たが、最後まで帝位にはつかず後漢の丞相(=宰相)の肩書きで通した。
カラみだリニ
我眠中不可妄近。近便
いつはリテ
慎此。後陽
人亦不二
しゃく さつス
研殺。
所幸一人窃以被覆之因
者。
自爾毎
(一五五年二二〇年)。 中国後漢末の武将、政治家。字は孟徳、号(死者に贈る称号)は武帝。
とも呼ばれる。 左右側近。 所・・・ 愛する家臣。被… 掛け布団。 *研殺・・・
の読みとして最も適切な
ものをそれぞれ次から選べ。
問五内容 本文には会話部分が一か所ある。 その
範囲を本文から抜き出し、最初と最後の漢字
各二字を記せ。
① みづから
② なる
けだし
おのづから より
聞書き下し文 線の読みとして最も適切
なものを次から選べ。
① まさにふかくこれをつつしむべしと。
なほふかくこれをつつしむごとしと。
よろしくふかくこれをつつしむべしと。
④ すべからくふかくこれをつつしむべしと。
すべからくふかくこれをつつしむごとしと。
間は何を指すか、 適切な語を本
から抜き出せ
四⑥について
き下し文にせよ。
斬り殺す。
眼
ごとう
自
に注意して、すべて平仮名で書
を踏まえて全体を口語訳せよ。
覚士
ひそカニ テ
(140)
3
左
(m²)
(Fo Do
3
以被
宜
深
XT₂
問六橋図左右の一人と魏武の互いへの態度の違
いを次の図のようにまとめた。 空欄にあては
まる適切な漢字を本文から抜き出せ。 (各4点)
左右の一人
魏武
温情
間七傍線部について
10 ツクバ すなはチ
便
更
死
点
点 書き下し文 [妄りに近づくべからず。
に従って返り点を付けよ。
不可妄近。
回 主題 このように魏武が言った理由として最
も適切なものを次から選べ。
① 家臣の本心を知りたかったから。
② 病気を知られたくなかったから。
③ 責任を負いたくなかったから。
④ 家臣を信用できなかったから。
⑤夜だけは熟睡したかったから。
(Ent
ガイド 本文から適語を入
ル]
⑥禁止 (「~してはならない」 の意味を表す)
[スル][コ]
(3.5)
無
③不可能(「~できない」 の意味を表す)
[スルコト] 鹿~ [スル] [コト] あたハず
~できない。
~
(各4点)
問 次の漢文の口の中に「不・非・無」のいずれか
を入れよ。
待人(関港)
歳月
時の流れは人を待ってはくれない。
同人木石(白居易)
人は木や石ではない。
問 次の傍線部を書き下し文にせよ。
天下無良馬。(韓愈)
天下にいい馬はいない。
天下に良馬無し
ふうきハ
K
富貴
吾願(陶潜
豊かさや身分の高さは私の願うところではない。
富貴は五〇が願ひ下
問三次の漢文に書き下し文に従って訓点 送り仮
名と返り点)を付けよ。
M 〔其の悪をふこと能はず。]
(各1点)
不能掩其悪(孟子)
回 一人に施すこと勿かれ。]
本文を説明した次の文の空欄に後から適語を選ん
入れよ。
各5点
「曹操の話をするとすぐに曹操が現れる」という諺
がある。日本語の「うわさをすればA」と同じ
意味で使用される。曹操打倒の陰謀を図ると必ず露
見してしまうことから生まれたのだろうか。 本文か
らもうかがえるように、彼はきわめて B 心の強
い性格であったようだ。
④ 信頼 ⑤ 復讐 ⑥ 猜疑
③花
1 魏武の言葉 私の
2 魏武の行動
3 結末
2旬形否定
①単純否定 (「~ない」の意味を表す)
[]
鑑賞 思考
に近づいてはならない
近づいた一人の家臣を殺した
は決して近づかなくなった
「~ない」と下の語を否定する
[]ず用言を否定)
しない。
~二あらズ(体言を否定]
~ではない。
〜
~[スル][コト・モノ]なシ
〜がない。
[コト]なカレ
~[スル]
意~してはならない。
ビニ
(各4点)
ことわざ