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グラフ)中和熱
東海大·改
断熱容器を用いて次の実験I, IIを行った。水と水
溶液の密度はすべて1.0g/cm°, 水溶液の比熱はすべ
て4.2J/(g·℃),発生した熱は水溶液の温度上昇だけ
に使われたものとして, 有効数字2桁で答えよ。
原子量 H=1.0, O=16, Na=23
[実験I] 水 100 gに水酸化ナトリウム4.0gを加え,
かき混ぜながら溶液の温度を測定し、右図の結果を
得た。図で,点線(補助線)が混合時間0分の縦線と
交差する点の温度が補正した溶液の温度の最高値で
[℃]32
30
28
26
24
22
20
18
01234 5 6
混合時間
(分)
ある。
[実験I] 20 ℃で1.0mol/L の塩酸100 mL に水酸化ナトリウム4.0gを加え,実験I
と同様に補正した溶液の温度の最高値を求めたところ, 43℃であった。
(1) 実験Iで発生した熱量[kJ]を求めよ。
i1