9. 図に示すように, ピストン付きの容器 A と容器
B が内容積 300mLの容器 X に接続してある。 次の操
作を行い, 容器内の圧力の変化を調べた。 ただし,
水滴, および, コックと管の体積は無視できるもの
とする。 気体定数R=8.31×103Pa・L (K mol)とする。
DO
A
X
C2
A
B
操作 すべての容器の温度を67°Cに保ち、 内容積 200mLの容器Aに300×10Pa のアルゴン, 内容
積150mLの容器B に 1.40×10Paの酸素を封入した。 次に, コック C3 を開けて容器Xに2.00×104Pa
のメタンを封入し, コック C3 を閉じた。
操作2 コックを開けてアルゴンをすべて容器Xに移動させコック C, を閉じた。 次に, コック C2
を開けて酸素をすべて容器 X に移動させコック C2 を閉じた。 このとき, 容器 X内のアルゴンの
分圧は(ア) Paとなった。 酸素も同じように計算すると酸素の分圧は700×10^Paとなり、
混合気体の全圧は2.9×10Pa となった。
操作 操作2の混合気体に点火し、①メタンを完全燃焼させた。 燃焼後,温度を67℃に戻したとこ
ろ, 酸素の分圧は (イ) Pa, 二酸化炭素の分圧は200×10 Paとなった。 なお, 容器内には水
滴が観察され、容器内の全圧は2.77×105Paであった。
(1) 下線部①の反応を表す化学反応式を記せ。 CH4+202→CO2+2H2O
(2) 文中の(ア)を有効数字2ケタで求めよ。 2.0×10
(3) 文中の(イ)を有効数字2ケタで求めよ。 3.0×104
下線部②をもとに, 67℃における水の飽和蒸気圧 [Pa] を有効数字2ケタで求めよ。
2.7 x104