例題 アルミニウムの結晶にX線を照射し回折の結果を解析したところ,
単位格子は1辺が 4.06×10cmの面心立方格子であることが分
かった。
(1) アルミニウムの密度を 2.7g/cm,アボガドロ定数を 6.0×10² /mol
として、原子量を有効数字2桁で求めよ。
g/mol
解答
単位格子の体積は4,06×108
単位格子の質量は,体積 × 密度=質量より,
66,911024
×
2.7
66.9×10-24cm3
180,630104=1.80×1022
面心立方格子1つの中に原子は4個含まれているので,原子1個の質量を求めアボガド
ロ定数を掛けると原子のモル質量が求められる。
4
=
1.80×10×6.0×102270
4.06×10-8cm]
(答)
2745