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「遺伝子の本体は何か」を証明する実験の中で、グリフィス(1928年)
やエイブリーら(1945年)が行った、ネズミに感染すると肺炎を発症す
る肺炎球菌(肺炎双球菌)を使った実験は特に有名である。肺炎球菌には、
菌体に被膜(さや)を持ち病原性のあるS型とその変異株で被膜がなく非
病原性のR型とがある(右図)。
下の表はS型菌とR型菌について、無処理(生菌)のもの、 煮沸(加
熱殺菌)したもの、被膜のみ分離したもの、菌体をすりつぶして各種分解酵素で処理したものを
それぞれ用意しこうしたS型菌とR型菌を混ぜてネズミに注射した組み合わせO~10を一覧に
したものである。 こり中本 刊のチ
表の実験の~0のうち, ネズミが肺炎を発症すると考えられるもののうち、 R型菌が形質転換し
た結果、ネズミが発症すると考えられるものをすべて選び、 記号で答えよ。
ただし、生物の形質を変化させる物質は DNAであり、煮沸してもその働きは変化しない。また、
S型菌の被膜の成分は炭水化物である。
被膜
菌体
S型菌 R型菌
お味語 ()
文の火ラ
お出
鉄画の
ニつ
実験
S型菌
R型菌
5ー
無処理
無処理 eu
Rつ要
無処理
煮沸
煮沸
無処理
scR 発粉
煮沸
煮沸 おま
料 )
代の際
分離した被膜のみ
無処理
分離した被膜のみ
煮沸
BA
tのタンパク質分解酵素処理
無処理 に
DNA分解酵素処理
無処理
RNA分解酵素処理
無処理
の
10
炭水化物分解酵素処理
無処理
ラ
O O
のの