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生物
B ショウジョウバエの歴では, 分節遺伝子のはたらきで,前後軸に沿って擬体節
とよばれる構造が形成される。その後,ホメオティック遺伝子とよばれる複数の
遺伝子が前後軸に沿って決まった領域で発現することによって, それぞれの擬体
節がどのように分化するかが決まる。ショウジョウバエの歴では, (bバイソラッ
クス複合体とよばれる abd-A, Abd-B, Ubx という三つのホメオティック遺伝
子が,それぞれ異なる強さで発現し、その組合せによって擬体節が分化していく。
M図2は正常な歴における擬体節3~14の位置を示している。
7
8910 11 1213 14
6
5
3
図 2
問4 下線部(b)に関して, バイソラックス複合体のはたらきを調べるため, 特定
の遺伝子を欠損させた変異体1~4を作成した。図3は, 各変異体の歴に形
成された擬体節の位置を示している。図3から推察できる下の(1) (2)の擬体
節の組合せとして最も適当なものを,下の0~®のうちからそれぞれつず
つ選べ。なお, バイソラックス複合体が擬体節14に与える影響は, 無視で
きるほど小さいものとする。
変異体1
変異体2
abd-A, Abd-B, Ubxを欠損させた
abd-A, Abd-Bを欠損させた
4
4
444
4
4
414
6
5
4
3
X5-13
×7-13
変異体3
変異体4
A
Ubx を欠損させた
Abd-B を欠損させた
5
910 11121314
4
7
8
3
×10-13
図 3
X5-6
CQ