8 温度 57℃において,分圧
X10
らなる混合気体が入っている円柱状の容器 1~4 がある。 容器 1~4に対して以下に示す
操作を行うものとして (1)~(5) に答えよ。 なお, 57℃での水の蒸気圧を0.170×105 Pa,
-3℃での氷の蒸気圧 (昇華圧) を0.00530×105 Pa とする。 また, アルゴンはすべての
容器中で常に気体として存在する。
気体はすべて理想気体であるとし、 混合気体の全圧と各成分気体の圧力の間にはドル
トンの分圧の法則が成立するものとする。 水および氷の体積は無視する。 また, 気体ア
ルゴンの水あるいは氷への溶解も無視する。
各容器に対する操作
[容器1] 容器の体積一定のまま, 容器全体を90℃に保つ。
[容器2] 容器の体積一定のまま, 容器全体を -3℃に保つ。
[3] 容器内の温度を57℃に保ち、 容器の体積を半分にする。
[容器4] 容器の体積一定のまま, 容器の上半分を57℃に下半分を-3℃に保つ。
(1)容器1に対する操作を行ったときの, 容器内の全圧 (Pa) を求めよ。
(2)容器2に対する操作を行ったときの、 容器内の全圧 (Pa) を求めよ。
(3)容器3に対する操作を行ったときの, 容器内の全圧 (Pa) を求めよ。
(4) 容器4に対する操作を行ったときの、 容器の上半分と下半分に存在するアルゴンの
原子数の比を求めよ。
(5)容器4に対する操作を行ったときの, 容器内の全圧 (Pa) を求めよ。
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